ホーチミンをあとにバスでプノンペンを経由し、トンレサップ湖を船で進みシェムリアップに行く予定でいたが、VISAの関係で急遽空路を使ってベトナム航空シェムリアップ行きに変更となった。
体力的には楽になったが、水路での移動が出来なくなったことは少し残念だ。
以前タイのチェンコーンからラオスのフアイサイへ国境越えをし、さらに400km先にあるルアンパバーンを2日間かけて船で移動した時は高熱と軽い食あたりで大変であったが、あの時の感動は忘れられない。途中座礁してしまい世界中のバックパッカーが協力し合い乗り越えた困難であった。
ベトナム出国審査を無事済ませ、ぼったくりベトナム航空に搭乗した。途中たまたま座席が隣り合わせとなった日本人女性と機内で話ししながら一時間足らずのフライトを楽しんだ。女の子はやはり愛想が最大の化粧のような気がする。
最初は何とも思わなかった彼女の顔が段々美人に見えてくるから不思議である。
カンボジアのVISAは事前に取ってなかったがシェムリアップ空港で簡単に取得できた。入国審査を無事済ませ、少量の金額をカンボジア通貨「リエル」に交換した。外に出ると空気が美味しい。ホーチミンとは違い人がほとんどいない。ここから町中までの移動手段を探さなくてはならない。
タクシーに「20000リエルで街まで行ってくれ」と言ったがあっさり「NO」だ。
諦めてトゥクトゥクを利用して街まで出ようと徒歩でスーツケースを引きずっていると、パットしない60歳くらいの男性が話しかけてきた。私は「20000リエルで街まで行かないか」と聞いたらOKだと言う。
カンボジアへ入国してはじめて来た街、シェムリアップ。
ホーチミンとは全く違い、この街の空気は澄んでいてとても気持ちのいい風が流れている。
気に入った。
ここなら暫くいてもよさそうだし、日頃のストレスが抜けそうである。私に合っているかもしれない。
青空と揺れるヤシの木。シェムリアップの風を切って快調にトゥクトゥクは街へと向かった。
ホーチミンのタクシーやバイタクに比べてなかなか安全運転で気持ちの穏やかな運転手。優しそうな顔をしている。
名前は「リス」。なんとビックリ、60歳ぐらいかと思ったら私と同い年だった。
私はリスに「滞在期間中全て案内を頼む」とお願いした。
早速明日の早朝5時にホテルに迎えに来て貰う ことにした。
目的はアンコールワットのサンライズを観るためだ。今夜は早く寝なくてはならない。
一泊8ドルのホテルにはエアコンがなくカビ臭かった・・・が従業員は皆フレンドリーで日本人で一人旅をしているというと随分と話しかけてきた。女の子の従業員も私の所に来て「いつまで滞在するの?」「明日は何処行くの?」等々色々話しかけてきた。
ホーチミンから空路でシェムリアップに来たことを話すと「だったら今から湖に行ってみるといい」と言われた。当初計画を立てたが、ベトナムビザの関係で断念して通過できなかった、あのトンレサップ湖をみられるという。お金を払えば観光用の舟もでていると言うのである。
時間はまだ二時。早速トゥクトゥクに頼んで湖まで行くことにした。
つづく
![]()
スワンナプームから僅か一時間でベトナムホーチミンに到着した。貧乏社会主義国にしては空港は綺麗だった.問題のイミグレーションを通過できるかドキドキしていたが、あっけなくアウト 。
やはりビザ無しの場合、帰りの航空チケットがないとダメらしい。社会主義国独特の方法、検査官に賄賂をちらつかせてみたが、「NO!]と首を振られてしまった。陸路での国境越えであれば逆に検査官から要求されることはあるが、空路での検査官は少し違うみたい。しかしなんとご丁寧にイミグレの手前に航空券売場らしきものがあった。他の国では考えられないが取り敢えず入国前にチケットを手に入れられそうだ。
チケット売り場のお姉さんに「帰りはタイに戻らずシェムリアップへ行きたい」と言ったら、「自分でチケットを探せ」と言い、事務所の中に入れさせられパソコンの前に座らされた。
いったいこの国の連中は何考えてんだか!!社会主義ですっかり堕落してるのか、お客に自分の仕事を押し付けてくる。
ベトナム語は理解できないので英語に変換してもらい取り敢えずチケットを探すがどれも高い高い 40分のフライトで20万円。
販売しているチケットは全てベトナム航空のみである。やっぱり社会主義。。激安航空エアアジアは売らないという 。
チケット嬢に少しチップを渡し、もっと安いチケットがないか聞いてみた。あっけなく紹介して金額が10分の1になった。しかしたった40分ほどのフライトに関わらず一番安いチケットが、33,800ドン=二万二千円程。。
だがこのままでは入国できないため仕方なく購入し、なんとか無事入国できた。
やはりスワンナプームの航空券販売受付嬢のタイ人のいうことは嘘だった 。
悔しい想いを振り切って、空港~町の中心まで行くバスに乗り込んだ。
汚いバスだが6000ドン=30円程で乗れた。
町の中心地のバスターミナルに到着したのちホテルを探して歩いていると早速日本語で話しかけてくる怪しい男が現れた。
暫く無視していたが、とにかくしつこい、この人の爪のアカでも煎じて飲ませて貰おうか考えてしまうほど、良い言い方をすれば仕事熱心である。
しかし日本語で話しかけてくる人間はとにかく「要注意」と本にも書いてあったので、得意のタイ語で返答したがあっけなく日本人とバレてしまった。
ホーチミンは初めてだしどんな手口で騙してくるかちょっと興味があったので、話しに載ることにしてみた。
8月○日、スワンナプーム空港で野宿した後、早朝からエアアジアに乗ってホーチミンを目指す。 旅先でよく利用する航空会社だがとにかく低価格、今回もバンコクからホーチミンの国際線にも関わらず込み込みで6000円程 、念のため航空会社の受付カウンターに行き、ベトナムのVISAがないが問題ないか確認した。
問題と思われるのが帰りのチケットを持っていないことだ。 希望としては帰りは陸路と水路を利用してシェムリアップに行きたい 。受付嬢曰く、日本人なら問題ないという チェックインをし成田空港で購入したばかりの香水があるためスーツケースを預けたいと言ったら受付嬢は少量の香水程度なら持ち込んで大丈夫だと言う。確かに前回もシャンプーとか持って機内に入ってしまったが、スルーできたし、いい加減な国だからいいのかなと思った。 しかしあまかった、 出国を済まし検査機に入れたら検査官に「中を見せろ」と止められ、買ったばかりの香水を没収されてしまった。航空チケットより高い香水なのに 受付嬢に事情を説明して大丈夫だから問題ないと言われたと説明したが絶対にダメだと言う。1週間後にタイに戻るから返して貰えないか頼んだが二時間程で捨ててしまうという。 まだ搭乗まで時間があったし、暫く粘っていたが搭乗時間が近づいてきたので、泣く泣く諦めました 。教訓タイ人を信用してはならない。
8月8日、DL295便は定刻通り快調に飛び立ったこれから20日までの一人旅が始まる今回も出会い、感動、ハプニングが私を待っているに違いない。タイは今回で19回目だがカンボジア、ベトナムは初めてだベトナムに行ったら、戦争資料館を見学する事、カンボジアは国境付近の街並み見学とアンコールワットに行って歴史調査する事、タイではアドバンスの資格を取るのが目的だだが勿論予定は未定だよく旅行会社が企画するパックツアーたるものが存在するが、あれは酷い楽しみの半分を会社が奪ったあげくマージンまで取ってしまう俺は本やテレビ、ネット、旅先で知り得た情報で好き勝手に周遊するがパックツアーは全て時間と場所が拘束されてしまい、ほとんど現地人やバックパッカー等と接することが出来ず、なんら情報や感動などが入ってこないいったい何が楽しくてあのようなツアーが存在するのか理解できない約六時間のフライトを夢見心地であっという間にバンコクに到着した ![]()