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2026-07-31
地震発生時にとるべき行動|机の下に入る判断と耐震・避難のポイント
地震の揺れから身を守るため丈夫な机の下で頭を保護する家族
強い揺れを感じたら、落下物や転倒する家具から離れ、頭と体を守る行動を優先します。

この記事のポイント:地震発生時は、耐震性への過信や慌てた避難を避け、まず落下物・転倒物から身を守ります。机の下に入る判断から、揺れが収まった後の安全確認、避難までを順番に整理します。

地震発生時にとるべき行動|机の下に入る判断と耐震・避難のポイント

地震が起きたとき、「すぐ机の下に入る」「火を消す」「屋外へ避難する」のどれを先に行うべきか迷う方もいるでしょう。実際には、いる場所や周囲の危険によって適切な行動が変わります。

本記事では、揺れている最中、揺れが収まった直後、避難が必要なときの順に行動を解説します。注文住宅や新築戸建を検討する方に向けて、耐震だけでなく家具配置や避難動線まで含めた住まいの備えも紹介します。

地震が起きたら、最初に何をすればよいですか?

結論として、地震発生時は移動や火の始末よりも、自分と家族の身の安全を優先します。丈夫な机が近くにあれば下に入り、難しい場合は、物が落ちてこない・倒れてこない・移動してこない場所で頭を守りましょう。

  • 向いている行動:その場の近くにある安全な空間で、頭と体を保護する
  • 確認したいこと:家具、照明、ガラス、家電などが転倒・落下・移動する方向
  • 迷う場合の判断軸:強い揺れの中で移動する危険と、その場にとどまる危険を比べる

地震時は「身を守る・状況を確認する・必要なら避難」の順で考える

地震発生時にとるべき行動は、まず頭と体を守り、揺れが収まってから火災や建物の損傷を確認することです。机の下は有効な選択肢ですが、丈夫さや位置を確認し、安全に入れる場合に選びます。耐震性のある住宅でも被害を一律に防げるわけではないため、避難情報と現地状況を踏まえて判断します。

  • 揺れている最中は、遠くへ移動せず身近な安全空間を探す
  • 揺れが収まったら、けが・火元・出口・建物周辺を確認する
  • 火災や倒壊などの危険がある場合は、安全な経路で避難する
  • 日頃から家具固定、備蓄、連絡方法、避難経路を整える

地震・耐震・避難の意味を整理する

地震への対応を考えるときは、揺れへの備えと、発生後の行動を分けることが大切です。用語の意味を整理すると、住まい側の対策と家族の行動計画を混同しにくくなります。

地震発生時の安全確保とは

地震発生時の安全確保とは、揺れによる落下物、転倒物、移動物、割れたガラスなどから頭と体を守ることです。この記事では、揺れの最中に最優先する行動として扱います。

耐震とは

耐震とは、建物が地震の揺れに耐えるための考え方や性能のことです。この記事では、建物の耐震性だけで安全を判断せず、家具固定、間取り、避難動線、周辺環境と組み合わせて考えます。

避難とは

避難とは、災害による危険を避けるため、安全な場所へ移動したり、安全な場所にとどまったりすることです。地震の後に自宅外へ出ることだけを指すのではなく、状況に応じた安全確保として考えます。

机の下に入る行動とは

机の下に入る行動とは、丈夫な机を利用して落下物などから頭と体を守る方法です。机が遠い、強度が不十分、周囲に危険があるといった場合は、より近い安全空間で頭を保護する判断が必要です。

地震に備えて家具固定と安全な避難動線を確認する新築住宅の室内
家具の固定と通路の確保は、耐震性とあわせて検討したい室内の地震対策です。

地震時の行動を決める5つの判断基準

地震時は「今いる場所」「揺れの段階」「建物の状態」「周辺の危険」「公的情報」の5点で判断します。あらかじめ家族で基準を共有しておくと、発生時の行動を整理しやすくなります。

1.今いる場所に落下・転倒・移動の危険があるか

背の高い家具、吊り下げ照明、窓ガラス、大型家電の近くでは、揺れによるけがに注意が必要です。安全な場所までの距離も含め、移動するかその場で頭を守るかを考えます。

2.揺れている最中か、揺れが収まった後か

強い揺れの最中に動くと、転倒や落下物による危険が増す場合があります。火元や出口の確認は、まず身を守り、揺れが収まってから周囲を見て行います。

3.建物に傾きや大きな損傷がないか

扉が開かない、壁や柱に大きな損傷がある、建物が傾いているなどの異変は、その後の安全判断に関わります。危険を感じる場合は無理に建物内へ戻らず、自治体や関係機関の案内を確認します。

4.火災や周辺建物の倒壊などが迫っていないか

自宅の状態だけでなく、近隣火災、塀や電柱の損傷、道路上の落下物なども避難判断に影響します。屋外へ出る前に、安全な出口と経路を確認することが重要です。

5.自治体や気象情報で何が発表されているか

避難情報、地震情報、津波情報などは、テレビ、ラジオ、自治体の公式情報、防災アプリなど複数の手段で確認します。未確認の情報だけで移動せず、現在地に関係する情報を見分けましょう。

揺れている最中にとるべき行動

揺れている最中は、火を消しに行くことや屋外へ飛び出すことより、頭と体を守る行動を優先します。大きく動かず、近くの安全な空間を選ぶことが基本です。

自宅の室内にいる場合

丈夫な机が近くにある場合は、机の下に入り、脚を持って姿勢を低くします。机がない場合は、家具や家電から離れ、クッションや鞄などで頭を保護し、揺れが収まるまで様子を見ます。

キッチンでは食器棚、冷蔵庫、調理器具、熱い鍋などから距離を取ります。寝室では窓や背の高い家具から離れ、布団や枕で頭を守るなど、部屋ごとの危険に合わせて行動します。

屋外にいる場合

屋外では、ブロック塀、看板、外壁、窓ガラスなどから離れ、頭を保護します。道路へ急に飛び出さず、車や自転車、落下物の状況を見ながら安全な空間へ移動します。

商業施設や駅にいる場合

大勢が一斉に出口へ向かうと、転倒や混雑につながるおそれがあります。係員の案内や館内放送を確認し、棚、ガラス、吊り下げ物から離れて身を守ります。

車を運転している場合

急ハンドルや急ブレーキを避け、周囲を確認しながら速度を落とし、道路の左側に停止します。停止後はカーラジオなどで地震情報や交通情報を確認し、警察や道路管理者などの案内に従って行動します。

揺れが収まった直後に確認すること

揺れが収まった後は、けが人、火元、出口、足元、建物の順に確認し、次の危険を避けます。余震を想定し、倒れかけた家具や割れたガラスには近づかないようにします。

  • けがの確認:自分と家族の出血や打撲を確認し、可能な範囲で応急手当をする
  • 火元の確認:揺れが収まってから安全を確かめ、使用中の火気を止める
  • 出口の確保:周囲を確認して玄関や窓を開け、避難できる経路を確保する
  • 足元の保護:ガラス片などに備え、底の厚い履物を使用する
  • 情報収集:自治体、気象情報、放送など信頼できる情報を確認する
  • 建物周辺の確認:傾き、大きな損傷、火災、塀や電柱の状態を離れた位置から見る

ガス臭がある場合は、火をつけたり電気のスイッチを操作したりせず、可能な範囲で換気し、安全な場所から関係機関へ連絡します。危険を感じたときは確認のために無理に近づかないことが大切です。

地震後の行動は危険の種類と避難の必要性で比較する

この表では、屋内の落下物、火災、建物損傷、屋外の危険、津波の観点から、確認したいことと行動の目安を整理しています。現在地に最も近い危険から順に確認してください。

状況 確認したいこと 行動の目安 注意したい点
強い揺れの最中 落下・転倒・移動する物 近くの安全空間で頭と体を守る 火元や出口へ無理に移動しない
揺れが収まった直後 けが、火元、出口、足元 周囲を見て二次被害を防ぐ 余震とガラス片に注意する
火災が発生・接近 煙、火の広がり、安全な出口 危険から離れる方向へ避難する 消火が危険な場合は退避を優先する
建物に大きな損傷 傾き、柱・壁、扉、周辺の倒壊 安全な経路で建物から離れる 確認のために損傷箇所へ近づかない
沿岸部・川沿い 強い揺れ、長い揺れ、津波情報 高台など指定された安全な場所へ移動する 解除まで危険な場所へ戻らない

最初に自分の周囲の危険を整理し、次に建物と地域の状況を比較します。迷う場合は「今いる場所にとどまる危険」と「移動する途中の危険」を判断軸にし、公的情報を確認しましょう。建物や避難経路の安全性は物件ごとに確認が必要です。

地震後に家族で防災マップを見ながら避難場所と安全な経路を確認する様子
避難場所だけでなく、塀や落下物を避けられる経路を複数確認しておくと判断しやすくなります。

狭山不動産エリアで見られやすい検討条件

狭山不動産で住まい探しをご相談いただく際には、狭山市・所沢市・入間市周辺の土地条件、接道、敷地形状、建物状態、周辺環境を分けて整理することがあります。地震への備えでは、避難経路上の塀や狭い通路、火災時の移動方向、家族が集合する場所も確認項目になります。

新築戸建や注文住宅では、建物の耐震に加え、家具を固定しやすい壁、出入口までの動線、収納物の落下対策、停電時にも移動しやすい配置を検討します。中古住宅では建物状態や修繕履歴、必要に応じた耐震診断・改修の可否も判断材料です。

ただし、土地と建物の条件、災害リスク、指定避難場所は物件ごとに異なります。具体的な検討時には、自治体の最新情報、現地状況、契約前に確認できる資料を照合しましょう。

注文住宅・新築戸建で耐震と避難をどう考えるか

住まい選びでは、建物の耐震性と、地震後も安全に行動しやすい間取り・配置を一緒に確認することが大切です。構造の説明だけでなく、家具を置いた後の暮らしを想定すると、具体的な備えにつながります。

検討対象 確認しやすい点 注意したい点 相談前に整理すること
注文住宅 構造、間取り、収納、家具配置を設計段階から検討できる 要望の優先順位と費用条件の調整が必要 家族構成、就寝場所、避難動線、備蓄場所
新築戸建 完成した建物や図面を基に動線を確認できる 家具固定の下地や収納位置を確認する 耐震に関する資料、室内の危険箇所、避難経路
中古住宅 建物状態と周辺環境を現地で確認できる 建築時期、劣化、改修の可否を分けて見る 点検資料、修繕履歴、耐震診断の必要性

最初に家族の安全行動と家具配置を整理し、次に建物の資料と現地の避難動線を比較します。迷う場合は、耐震性能だけでなく「揺れの最中に安全な場所があるか」「揺れの後に出口へ移動しやすいか」を判断軸にします。確認できる資料や改修条件は物件ごとに異なります。

耐震性だけでなく、家族の避難動線まで整理したい方へ

狭山市・入間市・所沢市周辺で住まいを検討する際は、建物の構造、家具配置、備蓄場所、避難経路を分けて整理すると比較しやすくなります。注文住宅・新築戸建・中古住宅の違いも含め、相談時に確認したい項目を一緒に整理できます。

地震に備える基本ステップ

地震対策は、危険箇所の把握から家族での訓練まで順番に進めると、実際の行動につなげやすくなります。次の手順を住まいの状況に合わせて見直しましょう。

  1. 部屋ごとの危険を確認する:家具、家電、照明、窓、収納物が倒れたり落ちたりする範囲を確認します。
  2. 安全な場所を決める:丈夫な机の下や、物が落ちてこない・倒れてこない・移動してこない空間を家族で共有します。
  3. 家具と収納物を見直す:家具の固定方法を確認し、重い物や割れ物は低い位置へ移します。
  4. 避難経路を確保する:玄関や窓までの通路、屋外の塀や落下物の危険、複数の移動経路を確認します。
  5. 情報と連絡手段を決める:自治体の防災情報、家族の連絡方法、集合場所を共有します。
  6. 備蓄と持ち出し品を分ける:自宅で使用する備蓄と、避難時に持ち出す物を分け、取り出しやすい位置に置きます。
  7. 実際に動いて確認する:昼夜や家族が別々の場所にいる状況も想定し、定期的に行動を見直します。
注文住宅のリビングで家族が地震時の連絡方法と防災用品を確認する様子
住まいの耐震対策とあわせて、家族の連絡方法や備蓄品の置き場所も共有しておきます。

地震発生前に確認したいチェックリスト

  • 丈夫な机や安全な空間を部屋ごとに確認している
  • 背の高い家具や大型家電の固定方法を確認している
  • 寝室や子ども部屋に倒れ込む家具を置いていない
  • 玄関や窓までの通路を家具や荷物が塞がない配置にしている
  • 底の厚い履物やライトを手の届く位置に用意している
  • 自宅用の備蓄と避難時の持ち出し品を分けている
  • 自治体の防災マップで避難場所と複数の経路を確認している
  • 家族の連絡方法と集合場所を決めている
  • 建物の耐震に関する資料や点検・修繕履歴を確認できる
  • 注文住宅・新築戸建の検討時に家具配置と避難動線も確認している

参考にした公的情報

地震時の行動や津波情報、運転中の対応は、次の公的機関の案内を参考にしています。災害時は状況が変化するため、自治体の避難情報とあわせて最新情報を確認してください。

よくある質問

地震が起きたら机の下に入ればよいですか?

丈夫な机が近くにあり、安全に移動できる場合は、机の下で頭や体を守る方法があります。机がない場合は、物が落ちてこない・倒れてこない・移動してこない場所で頭を保護し、強い揺れの最中に無理に遠くへ移動しないことが大切です。

揺れている最中に火を消したり玄関を開けたりしてもよいですか?

強い揺れの最中は、火元や玄関へ無理に移動せず、まず身の安全を確保します。揺れが収まってから周囲の安全を確認し、火の始末や出口の確保を行います。ガス臭がある場合は火や電気のスイッチを使わず、安全な場所から関係機関へ連絡しましょう。

自宅から避難するかは何を基準に判断しますか?

火災、建物の傾きや大きな損傷、周囲の倒壊危険、自治体の避難情報などを基準に判断します。沿岸部や川沿いでは津波情報も確認し、危険が迫っている場合は指定された安全な場所へ移動します。自宅にとどまれるかは建物と周辺の状況を分けて考えましょう。

耐震性の高い新築戸建・注文住宅なら避難しなくてもよいですか?

耐震性は地震による倒壊や損傷のリスクを抑えるための重要な要素ですが、被害が生じないことや避難が不要であることを示すものではありません。揺れの後は建物の損傷、火災、ライフライン、周辺環境を確認し、その時点の情報で判断します。

地震時の避難場所や経路はどこで確認できますか?

自治体の防災マップや公式サイト、地域の案内表示などで確認できます。避難場所の役割や対象災害を見分け、倒れやすい塀、狭い道、落下物の危険を避けられる複数の経路を家族で確認しましょう。最新の指定状況はお住まいの自治体で確認してください。

まとめ|地震時の行動と耐震・避難を家族で共有しよう

  • 地震発生時は、机の下など身近な安全空間で頭と体を守る
  • 揺れが収まった後に、けが・火元・出口・建物・周辺の危険を確認する
  • 注文住宅や新築戸建では、耐震性と家具配置・避難動線を一緒に検討する

地震への備えは、建物の耐震だけでなく、家族がどこで身を守り、どの情報を見て、いつ避難するかまで決めておくことが大切です。住まいごとの条件と家族構成を整理し、現地状況や最新情報を確認しながら比較しましょう。

この記事の執筆・監修

狭山不動産株式会社 広報担当

掲載内容は一般的な住まい選びの考え方であり、物件ごとの条件や費用は異なります。具体的な検討時には最新情報をご確認ください。

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注文住宅・新築戸建・中古住宅・土地探しでは、耐震に関する資料、室内の安全性、避難動線、周辺環境を分けて確認すると比較しやすくなります。希望条件を整理したうえで、物件ごとの情報をご確認ください。