不動産ブログ

2025-04-15 09:22:37
親の家をどうする? 不動産売却を“代理で進める”という選択肢

すでに認知症を発症している場合

 

親御さんが高齢になり、「実家をどうするか?」という話題が身近になる方が増えています。特に、介護施設への入所や認知症の進行などで、ご両親が自ら不動産売却に動けないケースでは、お子さんが代理で査定や売却手続きを進めることが必要になります。

この記事では、「親の家」の不動産を代理で売却する方法や注意点、そしてその際に得られるメリットや必要な準備について、わかりやすく解説します。埼玉県狭山市・所沢市・入間市などで親御さんの住まいに関するお悩みをお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。

なぜ「親の家」を代理で査定・売却するのか

核家族化が進む中、「親の家に子ども世代が戻って住む」というケースは年々減少しています。空き家になる前に売却を進めることは、固定資産税や維持費の軽減、老朽化によるトラブルの予防にもつながります。

また、相続前に不動産の資産価値を把握しておくことで、相続対策として有利に働くこともあります。特に複数の不動産や相続人がいる場合、査定によってスムーズな分配や遺産整理が可能になります。

「代理」で動ける?法的な対応について

まず気になるのは「代理でどこまでできるのか?」という点でしょう。結論から言えば、不動産の査定依頼や現地の立会い、販売活動のサポートなどはご家族が行うことが可能です。ただし、売買契約の締結や所有権の移転登記などは、原則として所有者本人の意思確認が必要になります。

もし親御さんが認知症などで判断能力を失っている場合、成年後見制度を利用して後見人が手続きを行う必要があります。いざというとき慌てないよう、早めの査定・相談がカギです。

親御さんの状況別にみる売却対応

① 介護施設への入所が決まっている場合

施設入所が決まると、実家が空き家になります。家具の整理や片付けをしつつ、売却のスケジュールを組む必要があります。不要品の処分サービスやハウスクリーニングと連携した不動産会社に相談することで、スムーズに進められます。

② すでに認知症を発症している場合

このケースでは、売却手続きを進めるには家庭裁判所で「成年後見人」の選任が必要です。手続きには数ヶ月かかることもあるため、状況が深刻化する前にご家族で話し合っておくことが重要です。

③ ご両親が遠方に住んでいるケース

狭山不動産では、遠方からの代理相談にも対応しています。オンラインでの査定依頼や、現地確認の立会い代行、資料の郵送対応など、忙しいご家族をバックアップします。

「親の家」を査定するメリット

  • 資産価値の把握により、相続時のトラブルを予防
  • 不要な維持費の削減と老朽化によるリスクの回避
  • 売却時期を見極めやすく、納得感のある決断ができる
  • 必要に応じて買取や建物解体なども視野に入れられる

また、事前に売却を進めることで、介護費用の捻出にもつながります。これはご本人にもご家族にも安心感をもたらす選択です。

査定から売却までの流れ(代理の場合)

  1. 不動産会社に査定を依頼(立会い可能)
  2. 査定額の確認・売却プランの相談
  3. ご両親とご家族で方向性を話し合い
  4. 媒介契約の締結(原則ご本人が必要)
  5. 売却活動(代理人がサポート)
  6. 契約・引き渡し(代理対応の場合は要相談)

 

すでに認知症を発症している場合

 

狭山不動産ではご家族の代理相談をサポート

「親の家をどうしたらよいかわからない」「自分が代わりに手続きを進められるの?」と悩む方は、まずは一度、無料の査定・相談をご利用ください。地域密着型の狭山不動産では、相続や介護施設入所などにまつわる売却事例も多数ございます。

まとめ|親の家のこと、話せるうちに動き出す

いざという時に慌てないためにも、親の家の査定・売却は「元気なうち」に動き出すのがベストです。ご家族がバックアップすることで、親御さんも安心して次の暮らしへ進むことができます。

不動産のプロが代理対応をしっかりとサポートいたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。

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