不動産ブログ

2024-09-16 10:48:15
不動産の基礎知識!建ぺい率と容積率って?

こんにちは!狭山不動産(株)広報課Sです。

今回は、「建ぺい率容積率」について簡単にご説明いたします。

建ぺい率は建物を建てられる土地の割合

建ぺい率(建蔽率)とは、土地の広さに対して建物が建てられる面積の割合を示します。
建ぺい率50%の土地は、土地の広さに対して50%の面積に建物を建築できます。

100m2の土地に50%の建ぺい率であれば、50m2の範囲に建物を建築することができるということです。

建ぺい率は建物を建てられる土地の割合

容積率は敷地面積に対して建物の延べ床面積で求める

容積率は、土地の広さに対して延べ床面積の割合を示します。
延べ床面積というのは建物の各階すべて合わせた床面積のことです。

2階建てで1階が60m2、2階が50m2の場合は110m2が延べ床面積となります。
もし100m2の土地に対して延べ床面積110m2の建物を建てるなら、容積率は110%となります。

容積率は敷地面積に対して建物の延べ床面積で求める

建ぺい率と容積率は何で決まるのか

建ぺい率と容積率は、都市計画の用途地域で決まります。
それぞれの用途区域によって建ぺい率と容積率の規定があります。
市町村の自治体などによって決定されており、一部特別に例外指定されている場所もあります。

関連記事 「市街化区域」…?都市計画と用途地域について

建ぺい率と容積率は、都市計画の用途地域で決まります。

「建ぺい率が超過しています」?

現在定められている建ぺい率に対して、実際に建てられている建物の建蔽率が超過(オーバー)していることがあります。
これらの物件は
・「何らかの許可を得て建蔽率を緩和してもらった」
・「車庫や共用廊下など、建蔽率に含まれない部分がある」
・「違法に増築された」

などの理由で建ぺい率がオーバーしてしまった可能性があります。

このような物件の場合、再建築の際に同規模の建物は建てられない場合がほとんどです。
また、建ぺい率の超過した物件を購入する際に、ローン等融資が受けられない場合があります。
建ぺい率が超過している建物に関しては、割安としてもよく検討が必要です。

建ぺい率の超過した物件を購入する際に、ローン等融資が受けられない場合があります。

まとめ

「建ぺい率と容積率」について簡単にご説明しました。
建ぺい率と容積率は土地の購入において重要な事項です。
購入前にしっかりとチェックしておきましょう。

狭山不動産では建蔽率と容積率の高い土地や物件を多数ご紹介しております。
気になる物件・疑問質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。

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