皆さま、こんにちは! 狭山不動産 所沢店です。
やっと秋めいて来たかな・・・と思いきやまだまだ汗ばむくらいの陽気が続いていますね。
衣替えに迷う時期です。
密かに団地ブームが来ている?と思うこの頃。
団地のファンサイト、「公団ウォーカー」を運営している照井氏の新聞記事を最近読みました。
このサイトでは、団地の魅力を余すところなく発信しています。
著書も出すほど団地愛がすごい。
著書も面白そうですが、このサイトだけでも充分伝わってきます。
改めて、団地って良く出来ているんだな、と思った次第です。
現在、NHKで放送しているドラマ「団地のふたり」。
団地に住む幼なじみの独身女性2人が主人公のお話。
リビングがないダイニングキッチンが主流の間取りだったり。
最近は少なくなった近隣住民との密な関係性だったり。
どこからともなくうわさを聞きつけ、世話焼きをしたがるミセスが居たり。
昭和の頃のような懐かしい団地の風景とともに、ゆったりとした時間が流れています。
そんな「団地あるある」がたっぷり堪能出来るドラマとなっています。
そんな自分もかつてはいわゆる「団地っ子」でした。
当時、先に所沢に住んでいた私の伯母の、 「所沢は子育てするのにいいところよ」という勧めを
きっかけに東京の外れから移り住んできました。
2歳頃のことです。
日本住宅公団(現在は都市再生機構【UR】)が建てた新築の公団住宅に当選し、私の団地生活が
スタートしました。
「団地あるある」の例としては、同級生の自宅がどこそこの棟の何号室!っていうのがほぼ把握出来
ることです(笑)。
他には、敷地内に公園が点在し、遊ぶ場所に困らない。
秘密基地?のような探検できる場所があちこちにある、など。
団地内で広い部屋のある別棟に住み替えたりなど、通算19年程住んでいました。
最近のURは大胆にリノベーションを施し、一部の団地では無印良品とコラボしたりしてお洒落な内装
に変身。 若い世代に人気と聞きます。
一方で、5階建てなどの低層団地ではエレベーターが設置されていないことが多くこれがデメリットに
なることも。
裏を返せば、照井氏が言うように、維持費が安い、エコ、共益費が安く済むなどのメリットも。
さらに、階段を使うことで足腰が鍛えられる!
この点は、住む人の年齢で意見が分かれそうですね・・・。
それにしても最近の所沢の発展ぶりは目覚ましいものがありますね。
過去を振り返ると、所沢市は米軍基地の返還問題、野菜からダイオキシン検出、小中学校のクーラー
設置拒否問題があったり・・・
憂き目にあうこともしばしばありました。
所沢市民であることが恥ずかしいとさえ思う時もありました。
最近では、営業40年続いた「新所沢パルコ」の閉店。悲しいです。
数々の苦難を乗り越え、今では住みやすい街ランキング上位に食い込むまでになりました。
感慨深いです。
所沢の認知度が全国的に広がったのは、「翔んで埼玉」の上映あたりからではないか?と思っています。
所沢市は、都会と田舎の中間地点「トカイナカ」としての魅力があります。
(これに関しては森永卓郎氏が力説しています)
老若男女全ての人たちが暮らしやすいマチを目指していって欲しいですね!