不動産ブログ

2024-11-08 10:23:40
実はお得な面もある!北向きのお部屋のメリット

こんにちは!狭山不動産(株)広報課Sです。

今回は「北向きのお部屋のメリット」について解説します。

普段目にする多くの物件では日当たりが重視されており、南向きであることがセールスポイントとされています。
南向きの部屋は日が多く当たるため、多くの人に好まれます。
しかしその反面もちろんデメリットもあり、そのデメリットは逆に北向きの部屋のメリットともなり得ます。

普段あまり"光を浴びない"北向きのお部屋のメリットをご紹介します。

人間に必要な日光

窓のカーテンを開ける女性の画像。陽の光は人間に様々な影響を及ぼす。

人間にとって健康であるうえで日光は欠かすことのできない要素です。
日光を浴びることによってビタミンDの合成や、セロトニンの分泌を促します。

ビタミンDはカルシウムやリンの吸収を促し、骨や歯の成長を助けます。
最近ではカルシウムが精神の安定に作用するという研究も発表されています。

セロトニンは精神を安定させるのに不可欠なホルモン(脳内伝達物質)のひとつです。
セロトニンが低下するとイライラしてしまったり、不安障害や鬱など様々な精神障害が引き起こされます。

また、日光を浴びることによって体内時計を調節し、自律神経を整える効果もあります。
朝起きて夜眠るというリズムが自然と組み立てられ、不眠症などの改善にも役立ちます。

しかし一方で、長時間紫外線に当たり続けると日焼けしてしまったり、がんや白内障の発生にも影響があるといわれています。
紫外線に当たることで日焼けをしてしまうのは今や多くの方が知るところです。
日焼けはしみ、しわが増える原因ともなるので、気にしている方は多いのではないでしょうか。

このように陽の光は人間に対して良くも悪くも多くの影響を与えます。

南向きが好まれる理由

陽の光が良く入る部屋

南向きの部屋は一日を通して日光が入りやすいという特徴があります。

しっかりと日光が入っている部屋はあかるく、日中は電気をつける必要がありません。
また、陽の光によって空気や壁が暖められて部屋も暖かく保たれます。
冬場であれば暖房費の節約にもなります。

南側にバルコニーなど洗濯物を干すスペースがあるなら、洗濯ものにも日が良く当たります。
紫外線には殺菌作用があるので、生乾き臭などの防止にも役立ちます。
洗濯物にしっかりと日が当たれば乾くのも早く、雑菌の繁殖も抑えられるのです。

北向きの部屋のメリット

古い本棚が並んでいる画像。北向きの部屋は書斎やパントリーにおすすめ

一方で、北向きの部屋にもメリットはたくさんあります。

北向きの部屋は暗くて寒いという印象を持たれがちです。
しかし裏を返せば、夏場も涼しく過ごすことができるということです。

暗いという点においては大きな窓があれば外の明かりを取り入れることが可能です。
北向きの部屋は直射日光が当たりにくい代わりに、安定して優しい光を取り入れられるというメリットがあります。

逆に「日が入らない」というメリットを取り入れることも可能です。
直射日光が当たりにくい場所は床や配置物の日焼けも防ぐことができます。
本の色褪せ・変色なども日焼けによるものなので、書斎を設置するなら北向きの部屋が最適でしょう。
涼しく保たれるため、キッチンやパントリーなども北向きがおすすめです。

まとめ

「北向きのお部屋のメリット」について解説しました。
一見デメリットとしてとらえられがちな北向きのお部屋。
しかし、陽の光が当たらないことによって得られるメリットもあります。
お部屋選びの際は、ぜひ北向きのお部屋にも目を向けてみてくださいね。

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