不動産ブログ

2024-11-09 10:35:26
マンションの「管理費」ってなに?どうして必要?

こんにちは!狭山不動産(株)広報課Sです。

今回はマンションの「管理費」について解説します。

マンションを購入する際、毎月「管理費」がかかりますと言われる物件がほとんどです。
「管理費」とはなんでしょうか?なぜ必要なのでしょうか?
「修繕積立金」との違いも含めて詳しく解説します。

マンションの「管理費」とは?

マンションの「管理費」は、読んで字のごとく「マンションを管理するための費用」です。
管理費の中には様々な用途が含まれています。

  • 廊下やエントランスなど共用部の清掃費
  • エレベーターや廊下など共用部の電気代
  • 各戸への電気・水道供給設備などの保守点検
  • 管理人(管理会社)手配の費用
  • 諸々の金銭管理にかかる人件費

などなど……

主に、それぞれの部屋以外の「共用部」と呼ばれる、マンションの住民みんなで使う場所を管理するためにつかうお金となります。 どのような住民であれ、マンションに住んでいる以上廊下やエントランスは使用するものです。
廊下が汚れていたり、エレベーターの電気がつかなかったりしたら困りますよね?
みんなで使うのだから、その場所にかかるお金はみんなで出し合いましょう、というのが管理費です。

マンションの見回りを行ったり、各所の清掃やメンテナンス、住民トラブルの仲裁などを行うマンション管理人の手配費用も管理費に含まれます。

マンション管理費の相場は大体1万円~2万円程度。マンションの価格や総戸数によって変動します。
豪華な共用部設備を持つマンションは管理費が高くなりやすく、シンプルな設備のマンションは管理費が安めになります。
総戸数の多いマンションは1戸あたりの負担が軽減されるため、管理費が割安になる傾向にあります。

「修繕積立金」との違い

修繕積立金は、マンションの修繕にかかる費用の徴収です。
マンションは建築から10~20年経つと大規模修繕などのメンテナンスが必要になります。
外壁のヒビ、タイルの割れ、廊下の防水工事、各所補修などなど……
一戸建て住宅に比べて大きい建物であるマンションは、修繕にかかる費用も莫大です。
その莫大な費用を普段からみんなでちょっとずつ貯めましょうというのが修繕積立金です。

日々の経費に充てる「管理費」に対し、「修繕積立金」はいざという時の備えとも言えます。
マンションで生活する以上、どちらもしっかりと支払わなければなりません。

まとめ

マンションの「管理費」について解説しました。
「管理費」や「修繕積立金」は、マンションの住民である以上支払う必要があります。
それだけ重要な意味を持っていますので、何に使われているのかしっかりと把握しておきましょう。

狭山不動産ではマンションの物件を多数お取り扱いしております。
気になる物件・疑問質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。

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