不動産ブログ

2024-10-25 10:36:45
再建築不可になる原因とは?知っておきたい位置指定道路の基礎知識

こんにちは!狭山不動産(株)広報課Sです。

今回は、『位置指定道路』について解説します。

位置指定道路を正しく理解することは、特に『再建築不可』物件を避けたい方にとって非常に大切です。
この記事では、わかりやすく位置指定道路とは何か、そして再建築不可物件とどのような関係があるのかをご説明します。
位置指定道路は、家を建てる場所に大きく影響するため、知っておくと安心です。

関連記事 43条2項2号?43条但し書き道路とはなんぞや!

位置指定道路って何?

「位置指定道路」とは、市区町村が「この道があれば建物を建ててもいいですよ」と認めた私道のことです。

法律で「建物の敷地は道路に2m以上接していなければならない」と決められています。
この条件を満たすため敷地の一部を通路として利用したもので、市区町村から認められたものが位置指定道路になります。

ですが、この道路がすべての家づくりに適しているわけではありません。
条件によっては、家を建てたり建て直すことができないこともあるので注意が必要です。

位置指定道路

なんで位置指定道路が重要なの?

家を建てる時は、前述の道路の条件をクリアしなければなりません。
位置指定道路がしっかりと認められていない場合、その場所には新しい家を建てられなかったり、
建て直しができない「再建築不可」の物件になってしまうことがあります。
家を買う時には、その家が位置指定道路に面しているか、再建築が可能かどうかをきちんと確認することが大切です。

再建築不可ってどういうこと?

再建築不可の物件とは、一度建物を取り壊してしまうと、もう一度同じ場所に家を建てることができない物件のことです。
こうなる理由のひとつが、家が面している道路が法律で定められた条件を満たしていない場合です。
位置指定道路は、このような要件に当てはまってしまうことがあります。

再建築不可の物件を購入してしまうと、その土地には基本的に家を建て直すことができない(または立て直すために様々な手続きや工事を行わなければならない)ため、将来的に困ることがあります。

再建築不可物件を避けるためのポイント

再建築不可の物件を購入しないためには、いくつかの重要なチェックポイントがあります。

道路の状況を確認する

物件の前の道路が、建築基準法に適合しているかどうかを必ず確認しましょう。 不動産業者や市区町村に確認を取ることが大切です。

再建築できるかの確認

その物件が将来的に建て直し可能かどうかを不動産業者や行政に確認し、必要な書類などを確認しましょう。

リスクを把握する

再建築不可の物件は資産価値が下がる可能性があるため、慎重に判断することが必要です。
資産価値を重視せずリスクを把握したうえでデメリットが少ないと判断すれば、通常の土地より安く手に入るというメリットがあります。

狭い道路

まとめ

位置指定道路についての知識を持っていると、家を買うときに安心できます。
特に、再建築不可物件を避けたい方は、事前に道路や再建築の条件をしっかりと確認しておきましょう。

狭山不動産では、埼玉県狭山市、所沢市、入間市を中心にさまざまな物件をご紹介しています。
気になる物件・疑問質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。

オウチノコト YouTubeチャンネルのご紹介

狭山不動産のYouTubeチャンネル「住まいとまち、暮らしの情報チャンネル【オウチノコト】」では、住宅に関する最新情報やお役立ち情報をお届けしています。ぜひご覧ください!